【12月議会】一般質問の報告

活動報告

おはようございます!

12月議会の一般質問の内容を共有します!

 

簡単まとめ

給食費無償化関係
宮)市の見解として子育て支援が必要な理由は何ですか?
市)人口減少、少子化に歯止めをかけ子どもを増やすため。
宮)にも拘わらず子育て支援の充実や経済的なインセンティブの提供は不十分。これを国に丸投げするのではなく、『加須市』として主体的に取り組むべき。そこで伺います。現時点での加須市の子育て支援は十分ですか?
市)十分ではない。ニーズを的確に捉え、拡充を図る必要性を感じている。
宮)続いて、市長はこれまで何度も「給食費無償化は子育て支援全体の中で検討が必要」と言っていました。なので今回はその検討方法を教えてください。
市)恒久的な無償化については、国の施策として統一的に行われることが望ましいと考えており、具体的な検討は行っておりません。
宮)???今までの答弁は?これまでの前提をすべて崩してくる答弁に遺憾砲を発射せざるを得ないです。
市)全国市長会等で要望・陳情を出してます。
宮)市がやるって言えばすぐできる。議員25名中8名が公約に「給食費無償化」を掲げて当選してます。最大会派にだって書いてある。それほど市民からの期待もあるのに検討もしないとは何なのか。とりあえず通告書通りの質問するので用意した回答を読んでください。検討プロセスには具体的にどのようなステップが含まれており、現在どの段階にあるのか。また、これまで行われた検討内容と結果を教えてください。
市)検討してない。予定もない。でも国や県に陳情・要望を出してる。
宮)給食費無償化を評価するためのデータ収集や分析は?
市)もちろんしてない。
宮)メリットデメリットは?また無償化の影響や評価をするための基準は指標は設定されているか。
市)メリットは保護者や学校の負担軽減になる。デメリットはその財源が他の教育環境の整備に使えなくなる。基準や指標は設定してない。
宮)教育関係者、給食を提供する関係者などからの意見や提案を取り入れる機会は設けているか。
市)設定をしているが、無償化への意見は出たことない。
宮)検討の結果をもとに最終的な判断を下す際の基準や条件は?
市)してないからない。
宮)はい、こちらの意図は十分理解していたはず。検討する予定がないならさっさと言うべき。時間の無駄。
おむつ定期便関係
宮)続いて目玉施策の「加須版ネウボラ」の説明を。
市)子育ての相談援助に特化した施策。
宮)認知度や利用率について問題・課題は?
市)総称として「加須版ネウボラ」を周知してないから認知度は知らない。課題は特に支援が必要な方に対していかに手を差し伸べていけるか。
宮)内容取り組みは評価するが、相談が拠点であり、相談しない限り支援が始まらない。そこで相性の良い施策としておむつ定期便を提案します。
市)市では専門職が面談・相談・訪問など法廷よりも充実してやってるし、随時相談も乗ってる。また4月から件で「コバトンベビーギフト」が始まり、市もそれに参加してる。なので、おむつ定期便を真似してやることを考えてない。
宮)今後、内容を調査していきたいと思います。
難病指定児の支援関係
宮)続いて、加須市の就学扶助は任意団体、任意加入のPTAの会費も対象になってます。この会費に就学扶助の予算を充てることの必要性と効果を教えてください。
市)H22年度に国としてPTA会費が追加され、市も追加をした。保護者負担のPTA会費を支援しているため適切だと考える。
宮)「PTAに入らないとボランティアできない」とかはないと思うので、検討する必要があると思います。続いてPTAの加入率を教えてください。
市)30校中21校が100%その他についても98~99%である。
宮)埼玉県内でPTA会費の援助をしている市はどれくらいありますか?
市)63自治体の中で加須市含めて13自治体が援助している。
宮)ほとんど援助してない。続いて、市が負担している金額は?
市)小学校、中学校合わせて261万2,290円。
宮)改めて261万の予算を割くのは妥当ではない。その他の予算に使うべき。
市)市としてやるべきと決めたことは、例え加須市だけになろうともやる。加入率はほぼ100%その内に支援が必要な人が11%いる。それを支援しているので必要だと考える。
宮)加入してないと「親子ともに困ることがある」とするとそれは問題です。ほぼ100%の加入率ですが、全員が間違いなく加入したくて加入してますか?そんなわけないですよね?改めて予算の有効性は考え直した方がいいです。
宮)続いて小児慢性特定疾患医療についてです。加須市の対象者は何人ですか?
市)100名です。
宮)医療費は無料でも、通院による仕事の休み、交通費など経済的な負担が残ってます。他市では見舞金などの支援をしてます。「こどもを産み育てやすい街」としてこの100人の子どもたちに支援をするべきでは?さっきのPTA会費の予算を回せば毎年2.6万円支援できますよ?
市)支援は必要であると考える。実際どれくらいの負担があるのか、それをどう把握するのか、その上でどういう支援をするのか、検討していきます。
宮)ぜひご検討を。先ほどの任意団体のPTA会費が、この支援策よりも必要だという根拠はありますかね?このような比較検討をする必要があると提案させていただきました。家庭の状況をしっかりと見て、誠実な対応をしていただきたいと思います。以上です。

 

どうでしたか?

今回は簡単な要約で終わりにしました。

詳しい内容はこちらのYouTubeにアップしたものか、

1か月後くらいに上がってくる市のHPで議事録や動画を見てください(笑)

12月議会一般質問(宮代)

最後に

市としての姿勢が見えたなと思いました。

これまで私だけの答弁でなく、他の議員にも「子育て支援全体の中で検討すべき」と言っていたのに、詳しい検討内容を聞こうとしたら「やってないし、やる予定もありません」ですからね。

政治の世界で「検討」とは「やらない」という理解が常識です。

でも私にはそんなの関係ないので、「検討が必要」と言ったのだから、どのように検討していくのか聞いたまでです。

 

また、加須版ネウボラについても相談支援で腹は膨れないです。経済的不安や困難がある人が子育て相談に行きますかね?多くの人は経済的に困っています。それはデータを見れば明らか。相談支援ができるのは当たりまえで、それ以上にもっと経済的な支援が必要だと考えます。

予算的にも毎年50億余っているなんてありえないです。黒字率19.6%ですよ?埼玉県内1位ですよ?5%以上は市民福祉の向上に使うべきと言う指針もあるのに。

市長は新たな予算を出すためには、どこかの予算を削らなければならないと言いますが、そんなことありません。余ったお金が繰入金として次の予算に乗るので、それを使うだけです。

一応今回は市長の言う他の予算から持ってくる提案をしましたが、比較検討はしてくれるのかは微妙ですね(笑)

ということで今回は簡単ではありますが、以上です!

次回予告

【議員の給料を上げる議案が提出!!その是非を問う!】

お楽しみに!!

 

ではまた!

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