市民が求めた議会の映像化。継続審議から1年、不採択に

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今回取り上げるのは、2026.3月議会で行われた請願審査(議会運営委員会)についてです。

内容は、「全会一致で継続審議とされた委員会の映像化について、1年経過を踏まえ具体的な議論を進めることを求める請願」です。

実際の請願書はこちら

この請願の中身そのものも重要ですが、今回特に見ていただきたいのは、請願の中身以前に、どのような姿勢で審査が進められたのかという点です。

請願は、本来、市民が議会に対して意思を届けるための制度です。
ところが今回の審査では、請願の趣旨や中身を丁寧に検討するというよりも、請願者の出席の有無や、請願者と紹介議員との関係に議論が大きく寄っていきました。

しかも、紹介議員に説明を求めるかどうかについても、実質的な説明の機会を与えないまま進行し、そのまま不採択となっています。

委員会の映像化というテーマは、まさに議会の透明性市民への説明責任に関わるものです。
その請願を審査する場面で、こうした進め方がなされたこと自体、私は極めて象徴的だと感じています。

2026.2.17 議会運営委員会 請願審査

※本ブログは加須市の最高規範である加須市議会基本条例第7条の「議会の透明性の確保」に基づいて、議事録を作成しました。発言の趣旨は変えず、読みやすい形になるよう最低限の修正をしています。また、掲載している写真は加須市議会の公式HPから引用しています。

加須市議会基本条例
(議会の透明性の確保)
第7条 議会は、本会議及び委員会の会議を、広く市民に公開しなければならない。
2 議会は、その透明性を高めるとともに市民に対する説明責任を果たすため、議会活動に関する情報を積極的に市民に対し提供しなければならない。
3 議会は、議決責任を深く認識するとともに、議会としての団体意思及び機関意思並びに重要な政策の決定を行ったときは、市民に対して十分に説明するよう努めなければならない。

令和会(自民党系)原田委員長)
請願第1号「全会一致で継続審議とされた委員会の映像化について、1年経過を踏まえ具体的な議論を進めることを求める請願」を議題といたします。

令和8年1月29日、紹介議員が請願書を提出した際、事務局職員が紹介議員に対し、「請願者に出席を求めることになると思われるため、その旨を請願者へお伝えいただきたい」ということ、また「請願審査は2月17日に開催予定である」ということをお伝えしたとのことです。

その後、1月30日に開催された本委員会において、「請願者の意見を聞くべき」との意見があり、請願者に出席を求める通知を発送し、出欠については2月13日までに事務局へ回答いただくよう依頼しておりました。

2月13日、本請願の審査が本委員会に付託された後、本委員会を改めて開催し、請願者に出席を求めることを議決しております。

しかし、同日2月13日に、紹介議員から事務局へ「請願者は欠席する」との連絡がありました。従いまして、本日、請願者は欠席となっております。

請願者の欠席理由の詳細について、紹介議員から説明を求めますか。

共産党:佐伯委員)
先ほど委員長から、請願者に対する出席要請の経緯および回答について報告がありました。

本委員会は、加須市議会基本条例という最高規範に沿って運営されています。条例第33条第2号には、「議会の運営及び議員の活動は、この条例の趣旨を十分に尊重して行わなければならない」と規定されています。

そして、本請願の審査にあたり、条例第12条「請願及び陳情における意見聴取」の規定に基づき、請願者から請願の本意を聴取するため、本委員会への出席を要請しました。これは、先ほどの委員長報告のとおりです。

請願者は、今回も宮代議員の配偶者ですが、出席要請に対する本人からの直接の回答は、いまだに届いていないとのことでした。要請は本人に直接行っているはずです。それにもかかわらず、本人からの返事がないという報告でした。

紹介議員からは「欠席する」との連絡があったようですが、それで済む話ではありません。請願者は、ご自身の名前で請願を提出した以上、本委員会の出席要請に応じ、正々堂々と意見を述べる責務があります。それが果たされていない。

それとも、請願者と紹介議員は同一人物なのでしょうか。そう思われても仕方ないのではないでしょうか。これまでの経緯を見れば、そう考えても仕方ないと思います。

本請願の前文には、「委員会は重要な場であり、委員会における議論の過程の透明性および説明責任は重要である」と書かれています。ところが、その重要な場であるはずの委員会に対し、請願者は出席要請を無視しています。

私はおかしいと思うんですね。こういった態度は。最高規範である議会基本条例に基づいて委員会は運営されている。それから委員会を無視し、軽視している。それから無責任な請願者の態度を考えて、本請願はこれ以上審査に値しないと考えます。私の意見は以上です。

令和会(自民党系)原田委員長)
はい。経緯を踏まえて、佐伯委員から意見がありました。少し戻りますが、欠席の詳細について、紹介議員から説明を求めた方がよろしいでしょうか。ご意見をいただければと思います。

共産党:佐伯委員)
紹介議員の説明はいらない。もう審査そのものが。私たちが出席を要請したにもかかわらず、それに応じていただけない。これ以上は審査に値しない。よって、紹介議員の説明を聞く必要もないと考えます。以上です。

令和会(自民党系)原田委員長)
もう一度確認します。申し訳ありません。欠席の詳細について、紹介議員の説明を求めますか。求めるか求めないか、ご意見をお願いします。

令和会(自民党)中島委員)
求めません。

令和会(自民党系)原田委員長)
求めない、ということですね。分かりました。では、委員会としては、欠席の詳細について紹介議員の説明は求めない、ということで進めさせていただきます。

佐伯委員からもご意見がありましたが、本請願に関して、紹介議員である宮代翔太議員に対し、さらに詳細な説明を求めた方がよろしいでしょうか。委員の皆様は請願書を熟読されていることと思います。その上で、追加の説明を求める必要があるかどうか、ご意見をいただきたいと思います。

なお、佐伯委員からは、これで十分であり、紹介議員の説明は求めなくてもよいのではないか、とのご意見もありました。

令和会(自民党)中島委員)
佐伯委員のおっしゃるとおり、求めません。

令和会(自民党系)原田委員長)
それでは、紹介議員の説明は行わず、これより意見表明および採決に入ります。請願第1号について、意見のある委員は挙手をお願いいたします。

令和会(自民党)中島委員)
不採択の立場で意見を申し上げます。
本請願の主張は、あたかも議会改革検討委員会を無視するかのような内容であり、疑問を抱かざるを得ません。

紹介議員は議会の構成員として、議会改革検討委員会の状況を把握し、請願者に対して、議会が検討に向けて動き始めていることを説明し、理解を求めることこそが誠実な対応であったはずです。それをせず、あえて紹介議員の配偶者が請願者として提出することに、私は賛同できません。

委員会の映像化については、現在設置されている議会改革検討委員会において、調査研究を進めるべき事項であると考えます。
よって、本請願については不採択とすべきと考えます。以上です。

公明党:大内委員)
不採択の立場で意見を申し上げます。
理由は、中島委員と同様です。議会改革検討委員会で本件は審議事項として取り上げられておりますので、こうした請願を出すのはどうなのかなと思いました。

また、前回の請願審査でも中島委員が討論で指摘されましたが、特定の議員とその配偶者による請願制度の濫用の実態があるのではないかと考えます。

請願者は宮代議員の配偶者であり、宮代議員が紹介議員となった請願は今回で10件目です。また、以前の請願と同様、今回の請願内容も、宮代議員が協議案として議長に提出した内容と同一であります。

議員自らの主張を配偶者名義で請願として提出させ、それを自らが紹介議員として議会に取り上げる手法は、形式上は請願であっても、実質的には自らの意見を市民の声に見せかけた政治手法に他なりません。

よって、本請願は不採択とすべきであると考えます。以上です。

令和会(自民党系)原田委員長)
他に意見はないようですので、これより採決に入ります。
請願第1号「全会一致で継続審議とされた委員会の映像化について、1年経過を踏まえ具体的な議論を進めることを求める請願」について、採択することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。

事務局)
挙手なし。

令和会(自民党系)原田委員長)
挙手なしであります。
よって、本請願は不採択と決しました。

いかがでしたでしょうか

今回の不採択によって示されたのは、
「委員会の映像化を進めない」という結論だけではありません。

それ以上に、
市民の声は、議会にとって都合が悪ければ、憶測と印象で押し返されることがある
議会が自ら継続審議とした事項ですら、本気で進めるつもりがあるとは限らない
という現実です。

これでは、請願制度も、継続審議という判断も、そして「前向きに検討する」という答弁も、信頼できるものではなくなります。

議会の透明性を求める請願が、不透明な理屈で退けられた。
私はこの事実を、重く受け止めています。

だからこそ、この問題はここで終わりではありません。
むしろここからです。
市民の声がどう扱われたのか。議会が何を理由に議論を避けたのか。
その実態を、これからも事実に基づいて示していきます。

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