はじめに
今回は保育士や幼稚園、児童養護施設で働いている、働いていた方々に集まっていただき、ざっくばらんに話をしました。
職場の環境について
やはり働く環境についてはみなさん関心があるようで、盛り上がって聞いていました。
基本的に保育現場は事務仕事が多く(未だに手書きのところも…)しかも保育に入らなければならないので、事務仕事をする時間がないです。
指導計画案
ある園では年間計画や指導計画は本社がベースを作成し、それを各担任がクラスの子ども達の姿に合わせて修正をするという業務削減をしているとのことでした。
年間計画はおおまかな指針と園の方針に合わせた保育計画になるので、正直内容が毎年似てきます。
そこを細かく差をつけたとしても、それが日々の保育でどれだけ影響を与えるでしょうか。
であればそこの業務を削減して保育士の身体を休ませたり、リフレッシュをしたり、来週の保育について案を練った方がいいと思います。
保育マニュアル
保育の流れは毎年大きく変わるものではありません。
何月には運動会があるから、この時期から運動遊びの内容を運動会の内容を視野に入れて保育をする。などあると思います。
ですが新人の先生はそのような具体的な流れを持つことが難しいです。
もちろん先輩や上司に話を聞くことは可能ですが、お互い忙しい中でそのような時間をその都度とれるかと言ったらそうではありませんよね。
そこで重宝されるのがマニュアルです。
しかし、大事だとわかっていてもそれを作る時間がなく、毎年なんとなく進めているという園が多いと思います。
実際、今回集まった6名の中でマニュアルがあったのは1名でした。
ある程度の流れがわかるマニュアルは、新人の方にとってもありがたいものですし、
園としても保育方針に沿ったマニュアルを作成することで保育が個人によって大幅にずれてしまうというミスマッチが起きにくいと思われます。
基本の流れを理解することで、先輩や上司により具体的な質問ができ、保育内容の質が上がることと思います。
事務作業の時間の確保
保育士に余裕がある園、または余裕がある日については、担任の事務作業ができるように保育を抜けさせてもらい、事務作業をする時間を業務時間内に確保しているようです。
これは人数的な余裕もそうですが、現場の上の方たちの意識によってできることですよね。
研修
研修や勉強会については各自で開催されている所に実費で行っている方が多かったです。
園で行った研修については入社する前に3日程度クラスに入り、先輩の保育を見ながら流れやコツを学ぶというところが多くありました。
中でも驚いたのが、研修内容が動画になっていて、保育の運営や、保育実践の内容など具体的なものがいつでも見られるようになっているというもの。
これであれば自分が必要な時に必要なだけ見ることができますし、インターネットから拾ってくる内容よりも園の保育に沿っているものになりますから非常に効果が高く、安心できますよね。
終わりに…
今回話を聞き、保育士に寄り添っている内容が多い園は離職率もあまり高くないようでした。
しかし、今回の内容で羨ましがっていた方はどなたも今現在辞めたいと思っていたり、今後に不安を持ったまま働いていることがわかりました。
みなさん子どもが大好きなので、年度途中で辞めることの罪悪感や、残された子ども達や職員の方を思うと、なかなか辞めるという決断をすることが難しいようでした。
そのような現状で保育者がつぶれてから考えるでは遅いと思います。
保育を運営している方や園長は子どものためにもできる職場の改善をしていただければと思います。
今回参加してくださった皆さん、貴重なお話ありがとうございました!