みなさんこんにちは。
今回は前回の「問責決議案」に引き続き、「猛省決議案」なるものが提出をされたので、その時の会議の様子をご報告いたします。(2025.6.26議運)
実際に提出された猛省決議案はコチラ。
それではどうぞ!
忙しい人向けの超絶まとめ
前回の3月議会で議決した陳情・問責決議に対して反省はおろか、異を唱えるなんてルール違反でありえない。猛省すべきという決議案を提出します。
当日、宮代委員からの質問は誰が答えるの?
提出者が基本答える。それを含めて提出者も決めていこう。
議会運営委員会で提出で良いと思う。
では委員長が提出者になると思います。
このような議案提出は問題ない?
問題ない。
じゃそれで。
本人から発言申出書が出ました。
みなさん、許可してOK?
短パンTシャツの品位が無い人に意見をもらう必要ある?
議論に関係ないぞ~(ヤジ)
品位の問題です。
当日質疑も討論もできるならここで発言する必要はないと思う。
事務局に確認をしたが、前回の問責決議と同じく、当事者は質問も討論もできない。なので、許可をしても良い。
じゃ簡潔にどうぞ。
あくまでも聞くだけね。
はい。まず異を唱えるなんてルール違反とのことだが、「議決をやり直せ」という趣旨ではないので的外れ。これまでのやり方には問題があるから改善すべきという新たな提案。また、税金泥棒発言が事の発端と言うが、そんなことは陳情にも問責にも書かれていない。誰が見てもこれが発端とはわからない。意味不明。最後に服装についても言っているが、急にこんな議案が出てきているので、発言する予定などなく、いつも通りの傍聴をしていただけ。
「再発防止に努めることを求める」というのはすでに決着済みの陳情・問責について是正を求めている―
違う違う。
決着済みのことについて異議を申し立てている。ありえない。
違う違う。
不穏当発言については発言の取り消しまでさせている問題。「書いてないからわからない」は言い訳にしか過ぎない。
挙手
この提案を踏まえて明日の議会に臨んでください。以上。
と言うことで詳細まとめをどうぞ
共産党:佐伯委員)
先日、正願の委員会審査を行い、この議会運営委員会としてこの決議を上げた方が良いと思い、文書を用意し提案させてください。文章を読みます。
第4号議案「再び宮代翔太議員に対する猛省を強く求める決議」
加須市議会は、地方自治法制度の二元代表制の一翼を担う機関として、市民の負託に応えるため、市民と連携して住み良いまちづくりと加須市政の進展に全力で取り組んでいるところです。今、市議会運営の大原則である議会の品位と秩序を著しく損ねる問題が発生し、市民が市議会の行く末を案じ心配する事態となっています。その発端は昨年第4回定例会において、宮代翔太議員が委員に対し不穏当な発言を繰り返したことに起因します。市議会は当然、同議員に謝罪と発言の取り消しを命じました。その後、宮代議員はSNS等において再び市議会を誹謗中傷する行為を繰り返しました。こうした行為について市民は市議会運営に深い憂慮を示し、本年第1回定例会に対し、議会の権威や秩序を乱す発言・行動の改善を求める陳情を提出しました。陳情は、市議会に宮代議員の発言やSNS等での行為の是正を求め、市議会はこれを重く受け止め、全会一致で採択しました。その上で、こうした事態を引き起こした宮代議員に対し責任を問う猛省決議を可決しましたが、宮代議員は市民の思いを汲まず、第2回定例会において陳情と猛省決議に異議を唱えてきました。
こうした行為は議会運営の基本である会議独立の原則・会期不継続の原則に反するものであり、極めて問題のある行為です。さらに宮代議員は委員会審査において「反省していない」と明言したことは極めて重大であり、到底看過できないものです。よって市議会は市民の負託に応えるため、再び宮代翔太議員に猛省を強く求めるものとし、以上決議します。
2025年6月21日 埼玉県加須市議会
以上の案を用意しました。これについてお諮りをしていただきたいと思います。そして、提出するとなれば、提出者については議会運営委員会として進めていただけたらと思います。以上です。
令和会(自民党)原田委員長)
はい、ありがとうございました。提出の議案についてご説明をいただきました。これについて何かご意見ありますでしょうか。
新政会(自民党)宮崎委員)
質疑と討論がなされることは、あると思いますけども、その時に対しまして、議員の方からお答えしていただけるのか、それとも、議会運営委員長がお答えするのかを教えていただければと思います。必ず、議案ですから、質疑と討論は必ず行われると思います。それに対していわゆる答弁者っていうのは、誰にするのかをお聞かせいただきたいと思います。
会(自民党)原田委員長)
宮崎委員の方から、質疑等、答弁は議会運営委員会で誰が担当しましょうかというお話だと思うんですが、どうした方がよろしいでしょうか?
共産党:佐伯委員)
提案者が当然、質疑があれば、答えていくということになるかと思います。それを含めてですね、提出者を決定していくということでいいんじゃないでしょうか。
令和会(自民党)原田委員長)
今問題になってたのは、議会運営委員会としてお出しした方がいいのではないか、という意見が佐伯委員の方からありました。この件はいかがですか?
令和会(自民党)中島委員)
佐伯委員のおっしゃる通りで、議会運営委員会で提出をするということで、よろしいと思います。
令和会(自民党)原田委員長)
議会運営委員会として出すということであれば、委員長の名前で出すことになるのかなと思いますが?
新政会(自民党)宮崎委員)
このような議案を委員会が出すっていうのは、先例として問題はないですか?
事務局)全員一致で賛成であれば議会運営委員会が提出するということで先例として申し合わせています。
令和会(自民党)原田委員長)
では委員長の名前で提出するという形で進めさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか?はい。ではそのようにします。
事務局)
発言申出書が出てます。
令和会(自民党)原田委員長)
えっと、何について?いや、書いてないからわかりません。
事務局)
これは確認なんですけど…
宮代)
もちろんこれの事です。
令和会(自民党)原田委員長)
はい、分かりました。では皆さんにお諮りいたします。委員外議員からの発言の申し出がありました。今回提出された第4号議案について、宮代翔太議員から、委員外議員として出席・発言したいので許可をいただきますようにと。会議規則第116条第2号の規定により申し出ます。とのことですが、皆様、発言を許可いたしましょうか?よろしいですか?はい。では――
令和会(自民党)中島委員)
えっと、いいですけど、短パンとTシャツでそんな品位がない人に対して意見を言ってもらう必要があるのかどうかっていうのは思うのですが、諮っていただければいいです。
宮代)
議論に関係ない。(ヤジ)
令和会(自民党)中島委員)
品位の問題です。
新政会(自民党)宮崎委員)
品位についてはここからは見えないのでいいですけども、この議決に関しては、議会で質疑も討論もできるんですよね。どういう事情があるのか、聞くのも一理あるかなとは思いますが、議会運営委員会の中でこの議案を出すかどうかについて議論がなされたと思います。私としては、議場で発言した方が本人としてもいいのかなとは思いますが、いかがでしょうか。
共産党:佐伯委員)
委員長、休憩をお願いします。
令和会(自民党)原田委員長)
暫時休憩にします。
令和会(自民党)新井委員)
決着はついている話ではあるが、本人がどのような主張をするかを聞く機会があっても構わないと思っている。
公明党:大内)
この議案に対する質疑なのか弁明なのか、弁明なら聞く必要ないと思うけど、そこは確認していただいた方が良いと思う。
共産党:佐伯委員)
委員長。
令和会(自民党)原田委員長)
休憩を終えて会議を開きます。
共産党:佐伯委員)
今事務局に確認しました。3月に問責決議を議決しています。その際、地方自治法第117当該議員は除斥して、賛否にも、質疑にも討論にも参加できないということで、法に則って進めた経緯があります。よって、前回の3月議会と同様な対応をしていくことになると思います。本人がこの場で意見を申し出ているようですけども、本会議ではできないので、皆さんがよければこの場では許可をしても良いと思います。
公明党:大内委員)
本会議では述べられないのであれば、この場で、長ったらしいことではなく、簡潔に言っていただければいいのかなというふうに思います。
令和会(自民党)新井委員)
あくまでも聞くだけです。
令和会(自民党)原田委員長)
議会運営委員会としては、この案をこの場で上程するかしないかを決議する場だと私は思っています。なので、ここで上程をしないでくださいという意見なのか、それはお聞きしないといけないのかなというふうに思います。今、皆さんの許可がありましたので、宮代議員に発言を許可したいと思いますが、よろしいでしょうか?
その他)
はい。
令和会(自民党)原田委員長)
では宮代議員、発言を許します。
宮代)
当日は、一切の発言ができないということでしたので、ご配慮いただき、発言の機会をいただきました。ありがとうございます。まず「会期独立の原則」についてです。そもそも論、「前回の問責議決をやり直せ」とは一言も言ってないです。つまり、前回の結果を受け入れています。いいですか?つまり、もうそこで完結をしています。そして私が今回、求めていたのは、「前回のやり方に問題があるから、今後はこのようにしたらいいんじゃないか」という提案です。これは新たな提案です。つまり先ほどおっしゃっていた「会期独立の原則」には該当しません。私はこの「会期独立の原則」については最初から理解しており、その上でこの提案をしています。先日の請願審査では、質問ではなく、意見だけで終わってしまったので、この指摘はできなかったんですけれども、改めてその指摘には当たりません。
続いて、12月議会での不穏発言。「税金泥棒」という発言が発端だというふうにおっしゃっていますが、陳情書にはそのようなことは一切書かれていないですよね。一切書かれていない、指摘もされていないにも関わらず、「これが問題だったんだ」と後付けで、取って付けたような話をしだしたので、驚きました。元々の陳情書にも、問責決議にも書かれていない内容。誰が見ても、「これが原因か」とわからないですよ。これはもう後付けサクサクです。至って意味不明。全く指摘には当たらないと思います。
で、私服について指摘がされましたけれども、当日のこんな直前に資料を出されて、「あ、発言するために着替えよう」はできませんので、その点、ご理解いただければと思います。以上です。
共産党:佐伯委員)
今2点あったと思います。地方自治法第119条の「会期独立の原則」「会期不継続の原則」これについて、宮代議員から、それに適さないというお話でした。この今回の正願は、「再発防止に努めることを強く求める」という議会に対する是正を求める請願です。ということは、前に決着済みの問責決議・陳情に対して是正を求めるもの、
宮代)
違う違う。
共産党:佐伯委員)
つまり後になって、異議を申し立てているというわけです。もうすでに適正に処理されて決着済みのことについて、再発防止を求めるということは、おかしなことで、やってはならないことだということです。
宮代)
違う違う。
共産党:佐伯委員)
それからもう1つ。不穏当発言について。陳情も問責決議も、「具体的に触れていない」という本人の話。その問題の発言については、本会議で不穏当発言として発言取り消しをさせたわけです。それをなんでまた陳情や猛省決議でわざわざ取り上げるのか。これは問題発言であり、議会の中で使ってはいけない発言。発言の取り消しまでさせているわけですから、当たり前です。陳情でも問責決議でも。「問題発言」と言えば分かるはずです。全ての人が、本人が一番分かるはずです。それが何のことだか。それを「書いてないから具体的でない」というのは、言い訳にしか過ぎない。以上です。
令和会(自民党)原田委員長)
宮代議員、ありがとうございました。
宮代)
え、意見してもいいんですか?
令和会(自民党)原田委員長)
いや、議運終わってから…下がっていただいてからお願いします。それではこの提案を踏まえて明日の本会議に臨んでいただければと思います。
ということで
いかがでしょうか。
言いたいことが山ほどありますが、厳選して4つ。
まず「不穏当発言」についてですが、
これは議会で「税金泥棒」という言葉を使ったことについてです。文脈としては「議員は市民から税金泥棒という厳しい評価をいただいても受け入れるしかない立場である。」という一般論を述べただけです。これのどこが不穏当発言なのか。理解に苦しみます。
しかもこれを「税金泥棒と我々に言った」と勝手に勘違いをし、憤慨をされていましたが、「あなた達に言っていません。事実誤認です。確認をしてください」と求めましたが「確認をしたことにする」という聞いたこともない明らかな問題発言をして一方的に処分を決定した事実があります。当然、反省などできるものではないです。
続いて、「SNS等において、加須市議会を誹謗中傷する行為を繰り返した」とありますが、どの発信がこれに該当するのでしょうか。これまでの陳情・問責と同様、根拠はありません。このように根拠もなく、「誹謗中傷」という不法行為のレッテル張りをすることこそ名誉棄損ですし、侮辱罪に当たる不法行為です。ありえません。
続いて、「宮代議員は市民の思いを踏みにじり、第2回定例会に陳情と問責決議に異議を唱えてきた。」との事ですが、この異議を唱えているのも一般市民です。しかも憲法で保障をされている「請願権」を行使している立派な行為です。これの紹介議員が宮代です。つまり、この指摘は全く的外れであり、この内容こそが請願提出をした市民の思いを踏みにじる恥ずべき行為です。
そもそも抽象的な陳情書の内容だけで(提出者は当日欠席&宮代の発言を拒否)どうやって「その通りだ!」と評価をしたのか到底理解できません。
そして「会期独立・会期不継続の原則に明白に違背するものであり」とあるが、これは明らかな虚偽です。根拠としている地方自治法第119条には【会期中に議決に至らなかった事件は、後会に継続しない】としか書かれておらず、「未決事案は自動で廃案になりますよ」という意味しかありません。念のため総務省にも確認しましたが、その通りでした。
以上、今回は「猛省決議案が提出されたよ!」という回でした。
議運の次は全員協議会です。
全員協議会では私も委員なので、発言ができます。言いたいことたくさん言わせてもらいますよ!!
次回、「喋るな黙れ」
乞うご期待!!
まだまだ足りません!アンケートのご協力を‼(加須市民限定)
「市民に評価は難しい」とし、議会への評価は議会ですることが決まりました。そんな自己評価だけの運用はあり得ません。きちんと市民からの声を聴くべきです。実際に7年前には実施しています。なので、その時のアンケートと同じものを集めています。是非ご協力ください。
※加須市民限定(平成国際大学の在学生は可能)のアンケートとなります。市外県外の方は恐れ入りますが、集計結果を楽しみにお待ちいただければと思います。
宮代を応援したい!
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