みなさんこんにちは。
保育の専門学校で教員をしている宮代です。
私には9カ月になる息子がいますので、今現在の子育ての中で意識していることをお伝えしたいと思います。
まずこの乳児期の特徴としては大きく分けて2つです。
・身体機能の著しい向上
・特定の大人との愛着形成
・身体機能の著しい向上
仰向けでぼーっと天井を見ていた我が子が、手足を動かしたり、寝返りを打ったり、うつ伏せになったり、ハイハイしたり、掴まり立ちから歩いてみたりと数カ月の間に人生で一番の成長をします。
そんな身体機能の向上で大事なのが「探索活動」です。
つまり興味の赴くままに活動をするということです。これは「ハイハイができてから」とかではありません。仰向けの状態の時からいないないばぁ等、視覚的に興味を持たせたり、体をたくさん触って体の諸感覚を刺激してあげることから始まります。
探索活動を細かく見ると、視線を動かす探索、体に入ってくる刺激を意識する探索、自分の足をなめたりして身体を探索、身近なおもちゃをなめて探索、はいはいで動き回る探索などなど、興味と探索が大事になります。大人はそれを支える役割があります。
続いて、
・特定の大人との愛着形成
子どもは「不快」を泣いて知らせます。そこに特定の大人が関わり、「おむつが濡れて気持ち悪いね」「おなかすいたね」「眠いね」など“共感することと欲求を満たすこと”によって「快」の状態に戻します。
この「不快」→「快」の関わりが特定の大人と結びつくことによって愛着が形成されます。
子どもの情緒が安定してくると、子どもの注意や興味・関心が身近な周囲に向かい、探索活動が活発になる。そして身体機能が向上する。
つまり、上記の2つはつながっているということですね。
子どもの気持ちを言葉にして共感し、安心した雰囲気の中で欲求を満たす。そして探索活動が十分にできるように支えてあげること。私はこれを大事にしています。
ではまた!