R7年11月10日 意見交換会in総務常任委員会

活動報告

皆さんこんにちは。

11/10(月)に私が所属する総務常任委員会での議会報告会・意見交換会がありましたので、早速簡単な報告をさせていただきます。

前回参加者は8名でしたが、今回は各議員がビラを数枚撒いたり、呼びかけるなどをして、参加者は20名ほどとなりました。

以下、当日のご意見・ご質問についていくつかピックアップしたものと、全体の内容をまとめたものを載せました。

是非、第2回、第3回と多くの方にご参加いただければと思います。

第2回(民生教育常任委員会)
令和8年1月18日(日)13時30分~15時30分
(騎西文化・学習センターキャッスルきさい 多目的室)
令和8年1月18日 市議会議員と市民との意見交換会開催情報/加須市

第3回(産業建設常任委員会)
令和8年3月14日(土)13時30分~15時30分
(北川辺文化・学習センターみのり 多目的ホール)
令和8年3月14日 市議会議員と市民との意見交換会開催情報/加須市

Q&A

質問・意見・要望)
・氏名と地名を言わなければならないというのはどうなのか。
・意見交換会で発言した内容はSNS等に載せず、議会内部での検討材料としてほしい。

令和会(自民党)中島委員長)
委員会の内部で納めると言うことでご異議ないですか?

宮代)
氏名と地域名を言わなければならないのは正直必要ないと思う。ただの慣習だと思うので、検討すべきと思う。また、この会は公の場なので、氏名等を載せず、発言を公開するのは特に問題ないと思っています。

質問・意見・要望)
小中学校の統廃合について。「適正規模」として、一定の人数を確保するために統廃合等が検討されていると思う。しかし、調べてみると“一律の”適正規模というものはなかった。小規模校でも課題を解決しながら魅力ある学校生活は営めると思う。日本全体としても今後も人口減少が進む。「適正規模」に囚われず、小規模化での活性化を考えていくべきだと思う。

共産党:佐伯委員)
(発言の要約です)
・新たな審議会の設立
「魅力ある学校作り審議会」を設置する条例が9月議会で提案された。
・目的
小中学校の統廃合を含む基本計画(どの学校をいつ統合・廃止するか)を検討するため。
適正規模の考え方:国の基準(小学校2クラス・中学校4クラス)にとらわれず、1学年1クラスも視野に。
・統廃合の是非
単純な数合わせではなく、小規模校の課題を解決しつつ魅力的な学校づくりを進める必要性を指摘。
・地域への影響
学校がなくなると地域の人口減少につながる全国的傾向を懸念。
・議論の重要性
統廃合が本当に必要かを十分に議論し、議会としても学びながら慎重に検討すべきと主張。

新政会(自民党)金子委員)

(発言の要約です)
・過密地域の課題
自身の地元・水深地区では人口が約2700人増加し、水深小学校の児童数が約640人と過密状態。
・転校の検討
一部児童を南小学校などへ移す必要が生じている。
・地域性への懸念
単なる人数調整で移転させると、地域行事や中学校進学先の分断が起き、地域の一体性が失われる可能性を指摘。
・人数合わせの否定
「小さい学校は小さいなりに、大きい学校は大きいなりに」それぞれの地域に合った対応が必要と述べた。

宮代の考え)
学校規模の大小には、それぞれにメリット・デメリットがある。大切なのは「どこに視点を置くか」ということ。最終的には、市や教育委員会がどのような方向性を示すのか、そしてその考え方が現実的で、納得できるものかどうかが問われる。結局のところ、これは“長”のリーダーシップにかかっている部分が大きく、そこをしっかりと見極め、必要であれば指摘していくことが重要だと思う。

質問・意見・要望)
核兵器禁止条約について。署名した国が95か国。批准が74か国。また地方議会でも735自治体(全体の45%)が意見書を採択している。加須市でもどうか採択をしてほしい。

共産党:佐伯委員)
(発言の要約です)
・議会への要請
被爆被害者団体から市議会に対し、「私たち被爆者の声を聞いてほしい」という要請が来ています。
・今後の対応
市議会はこの要請を受け止め、まず議会として被爆者の話を聞くという取り組みを計画しており、これからこの議論を進めていく考えを示しました。

宮代の考え)
R3年の9月議会で「核兵器禁止条約に署名・批准を求める請願」が否決されている。その当時の議員もいるんだからその人たちの意見をこの場で聞いてみると良いと思う。

R3dai3kaiteireikaikojinnbetusinngikekka.pdf

質問・意見・要望)
・議会で何が審議されているのか最も迅速に市民に伝えているのは市長のSNS。早い時は終了後30分とかで投稿されている。議員や議会こそが、積極的に発信すべきではないか。

・本会議はネット中継があるが、委員会にはない。委員会はより具体的な審議がされているので中継が無いのはもったいない。

共産党:佐伯委員)新政会(自民党)山下副議長)
(発言の要約です)
各議員や議会全体として、SNSを含めた情報発信を積極的に行い、提案や要望に応えるべき。

宮代)
市長のSNSが早いのは、執行部側があらかじめ質問書と答弁書を持っているためであり、議員は敵わない。最低限、議員側は自分の範囲だけでも発信することが望ましいと思う。委員会の映像化については、これまでも議会で意見を述べてきました。その結果、現在継続審議になっています。

質問・意見・要望)
・議場でのPC利用を制限する議論がされているらしいが、使えなくなると不便ではないのか。

議員)
………。

 

(沈黙の15秒。宮代は「PC反対派が説明すべきだ」と思ったのであえて手を挙げませんでした。しかし誰も手を挙げないので、仕方なく口火を切りました。すごい空気でした。)

 

宮代)
議場でPCを使わない方向での検討が進んでいるが、その具体的な理由としては「操作音」です(他の意見は総じて「ルール化すべき」という主張のみ)。まだ正式な検討自体はされていないが今後検討予定です。ちなみに執行部側は今年の4月からPCを導入しています。理由はペーパーレス化と利便性の向上です。しかし議会ではPCを禁止すべきと多くの方が思っています。もちろん私は必要だと思っています。

新政会(自民党)金子委員)
まず議会改革検討委員会は非公開です。自由にお互いの意見をぶつけるためにです。なのにそれを切り取って発信されたり、決まっていないことを発信されるのはよくないと意見が多い。もちろん情報発信は時と場合によっては良いと思う。しかし、議論の過程では議論を積み重ねることが大事だと思うので、今後の課題にさせていただきます。

質問・意見・要望)
・会場のレイアウト:対面じゃなくて円卓や車座が良いと思う。親近感が湧いてもっと盛り上がると思う。

・回数と場所について:回数をもっと増やし、コミセンなど地域の施設を利用して積極的に発信すべき。

令和会(自民党)中島委員長)
車座については今回第一回目なので、今後の検討課題に。

令和会(自民党)竹内委員)
回数については今までは年1回だった。今年度から3回になり、場所も変えて行う予定。課題とは感じる。

宮代の考え)
円になってざっくばらんに意見交換ができるのも面白いと思う。まずは今年度からの全3回に加えて、年1会でもその仕組みでやってみるのもありだと思う。

質問・意見・要望)
SNS発信の危険性: 「法令や規則に基づかない運営をしている」とSNSで投稿している議員が見られる。音声や発言や顔写真が公開されている。これは加須市を良くすることではなく、全国に発信することで市の品位貶めることにつながると思う。議員の役割は建設的な良い提案をして市を良くすることであるべきだと思う。議会がバラバラになると執行部に意見を通せなくなる。一致団結をして通す事が議会の役目。また、「これがダメだ」と言っているだけでなく、その方を訴えればいい。建設的な良い意見を言うべき。議会内でぶつかっていても市は良くならない。その辺についてどう考えているのか。

(周囲の人が拍手)

りっけん(立憲民主党)野中委員)
他市の議員からも、加須市議会のSNS発信に関して、事実とは異なる情報が伝わってくることが多々ある。そのような発信があった時に「事実はこうです」と発信をしていくことが大事だと思うし、努力していきたい。

(拍手)

新政会(自民党)金子委員)
個別に言ってはいけないかもしれないが、正直言って、宮代議員の話だと思う。結局は本人が反省しないとダメ、何の規制もできず、やりたい放題になっている。「ダメなものはダメ、加須市の為にならない。」そう言っていただいてありがとうございます。本人の反省を求めていきたい。

宮代)
まず法令や憲法、加須市議会の最高規範について、「無視して運用しても良い」ということであればごもっともな意見だなと思います。これまで様々な発信をしてきましたが、全て事実に基づいています。その事実に対して、どのように間違えているのかも事実に基づいて指摘をしています。またその根拠についても「総務省から見解をいただいた」「法律の専門家から見解をいただいた」と明確にしています。野中議員は先ほど「事実と異なる情報が…」と言っていましたが、事実と異なることがあれば是非指摘をして下さい。十分な説明をする用意があります。その上で事実に反していることがあれば誠心誠意対応します。また…

令和会(自民党)中島委員長)
まだある?

宮代)
では、時間の関係もあるので最後にしますが連絡先も全て公開してますから是非直接ご意見いただければどんな形でも対応させていただきます。

共産党:佐伯委員)
 加須市議会基本条例の第6条「議員活動の原則」に基づき、議員は高い倫理性を持ち、市民全体の代表者として活動し、議員間で十分な討議を行うべきであるとあります。質問者の懸念する点について、議員一人一人が基本条例を改めて心に銘じて活動していく必要があると思う。

(拍手)

全体のご意見・ご質問等の要約は以下の通り。

※もし誤りがあればご指摘ください。

  1. 学校の統廃合と教育のあり方に関する回答
  • 適正規模の根拠に関する質問
    • 審議会で検討中(市は1学年1クラスも考慮)。
  • 小規模校の活性化の要望
    • 重要視し議論する(統廃合以外の解決策を検討)。
  • 将来的な学校数の懸念
    • 地域性含め長期課題(単純な人数合わせを否定)。
  1. 議会運営、情報公開、およびSNS活用に関する回答
  • SNS発信の倫理性に関する懸念
    • 倫理性を保ち事実発信(議員は基本条例を遵守すべき)。
  • 氏名・地域名公開の是非
    • 必要性今後検討(委員会内部で納めることを確認)。
  • 情報発信の主体に関する要望(SNS)
    • 議員も積極発信を(議会基本条例に基づき努力)。
  • 委員会のネット中継の要望
    • 継続審議中(継続審議を早期に進める)。
  • 議論のプロセス共有の要望
    • 基本条例に基づき検討(透明性確保に努める)。
  • 議場でのPC使用制限に関する質問
    • 操作音等の懸念で検討(ただし執行部は導入済み)。
  • 議会報告会の形式と回数に関する要望
    • 形式は宿題/回数は課題(円卓化は検討、回数増は議会の課題)。
  1. 地域インフラと生活環境に関する回答
  • カーブミラー設置に関する要望
    • 区長経由で市・警察へ(市は指導の場合、交通犯課が対応)。
  • 自治会要望のスルー問題(道路)
    • 技術者不足で難航(測量士が課長以上2名のみ、縦割り行政も原因)。
  • 道路整備の要望
    • 達成率23%。改善提案(実施困難な要望の実現を議会から提案)。
  • 空き家問題への対応に関する質問と意見
    • 空き家バンク活用を(空き家の活用で補助金が出る)。
  • 危険な通学路の安全対策の要望
    • 市が安全対策を基本に(議員が一般質問等で問題提起する)。
  1. 職員の労働環境と行政の姿勢に関する回答
  • 市職員の作業環境改善の要望(激励・パトロール)
    • 職員が確認をすべき(熱さ対策予算は考慮済み)。
  • 予算執行と公費の使用に関する意見(公報誌)
    • 噛み砕く努力が必要(市民にとって分かりやすい広報誌を目指す)。
  1. 平和と社会保障に関する回答
  • 核兵器禁止条約への意見書採択の要望
    • まず被爆者の話を聞く(過去においてはR3に請願は否決済み)。
  • 避難所のクーラー・トイレ設置の要望
    • 来夏稼働へ鋭意努力中(中学校体育館のエアコン。小学校は未予算化)。
    • トイレは強く要望する(水塚集会所など汲み取り式からの改善を求める)。
  • 健康診断(人間ドック)への補助に関する要望
    • 補助別枠増を努力(エコー検査を補助対象に含められるよう検討)。
  1. 文化的な統一感の醸成に関する要望
  • 市の歌・踊りの普及要望
    • 一般質問等での要望を検討(今後も要望活動を検討)。

いかがでしたでしょうか

正直な話、私は他の議員の方々に恥をかかせないように、かなり配慮をして慎重に言葉を選び、発言をしました。

今思えば、そんな必要はなかったかな?とさえ思っています。

例えば「PCを議場で禁止の方向で検討中」についても、誰も発言をしたがらなかったわけですが、誰かが手を挙げるまで地獄の空気を楽しんでいてもよかったと思います。また、PCを反対している人達に反対理由でも述べてもらうように話を振ってもよかったと思います。

ちなみに金子議員が私の後に発言をしましたが、PC持ち込み禁止の理由は一切述べていません。「その検討内容は非公開会議での内容。このように発信されるのは問題。」と話をすり替えています。

核兵器禁止条約についても、R3年に請願が否決されています。その時の議員もいるのだから「その人に意見を聞きましょう」と話を振ってもよかったと思います。

委員会の映像化についても、皆さんは「録音している音声の公開」ですら反対しています。上位互換の「映像化」なんてさらに無理です。ですが、これまでも同様に公式の場では「すべきだと思う!」と前向きに言っています。この状況を事務局もさすがにまずいと思ったのか、1年経って2度目の協議の時は事務局が「議会としても前向きに答弁しているので、否決をすることは…」と異例中の異例で釘を刺してから審議が始まり、すんなりと「継続審議」という形で可決をしました。

ですが、それからさらに1年が経とうとしていますが、何の検討も行われていないし、予定もありません。そもそも1回目も2回目も私の協議案提出によって議論をしているに過ぎません。このような状態であることもちゃんと言ってもよかったと思っています。

憲法違反、法令違反、規則違反についても、具体的に指摘をしてあげればよかったかな?と思っています。

ですが、私も人の子なので、むやみやたらに噛みついて、いつでもどこでも論破して、平気でメンツを潰すようなことはしたくありません。

ある程度、場をわきまえて相手を立てる姿勢を取っているつもりです。

最後に

今回の意見交換会では、「宮代の発信はおかしい」というご意見もいただきました。
率直に言えば、そうした声を直接いただけたこと自体、とても貴重な機会だと思っています。

政治において大切なのは「全員が同じ意見であること」ではなく、「違う意見を出し合える環境があること」だと思います。

私は、どんなご意見でも丁寧にお話を伺い、誤解があれば誠実に説明をさせていただきます。もちろん、個別のご相談や非公式のご意見については、内容を外に出すことは一切ありませんのでご安心ください。

議会は、市民とともに考える場所であるべきです。
これからも、対話の扉を開き続けていきたいと思います。

ぜひいつでもご連絡ください。

T E L:090-5390-7281
MAIL:shota.miyashiro@outlook.jp

ちなみに、
「この意見交換会の内容を発信してほしくない」というご意見もありました。
しかし、議会報告会や意見交換会はそもそも“公の場”であり、どのような意見が出て、議会がどのように応じたのかを誰もが知ることができる。その透明性こそが議会への信頼につながると考えています。もちろん、個人が特定されない形で事実を共有することが前提です。

ではまた。

アンケートのご協力を‼(加須市民限定)

📄加須市議会アンケートはコチラ

「市民に評価は難しい」とし、議会への評価は議会ですることが決まりました。そんな自己評価だけの運用はあり得ません。きちんと市民からの声を聴くべきです。実際に7年前には実施しています。なので、その時のアンケートと同じものを集めています。是非ご協力ください。


※加須市民限定(平成国際大学の在学生は可能)のアンケートとなります。市外県外の方は恐れ入りますが、集計結果を楽しみにお待ちいただければと思います。

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