加須市議会議員25人の活動を「見える化」しました
目次
早速ですがこんな感じです。
これが25人全員分あります。
リンクはブログ下部にあります。
選挙で選んだあとこそ、議員を見てほしい
加須市議会議員25人の活動について、公開情報等をもとに整理し、「議員活動バロメーター」として見える化しました。
対象期間は、令和5年5月から令和8年3月末までです。
今回、評価の対象としたのは、以下の5項目です。
・一般質問の実施率
・議事録ベースの発言量
・出席状況
・SNS等での情報発信
・請願、提案等の提出状況
もちろん、これらの数字だけで議員のすべてを評価できるわけではありません。
議員の活動には、地域での相談対応、現地確認、行政との調整、市民との対話、会派内での議論など、数字に表れにくいものもあります。
しかし一方で、市民から見えにくい活動ばかりでは、議員が当選後に何をしているのか、市民が判断することは難しくなります。
だからこそ今回は、できる限り確認可能な情報をもとに、加須市議会議員の活動を比較できる形で整理しました。
なぜ「議員活動の見える化」が必要なのか
選挙では、候補者の名前、顔、経歴、所属、地域でのつながり、政策チラシ、選挙カーでの訴えなど、さまざまな情報をもとに投票先を選びます。
しかし、当選した後にその議員がどれだけ議会で活動しているのかは、意外と見えにくいのが現状です。
たとえば、
「一般質問をどれくらいしているのか」
「議会でどれくらい発言しているのか」
「議会にきちんと出席しているのか」
「市民に向けて情報発信しているのか」
「請願や提案など、具体的な政策行動をしているのか」
こうした情報は、本来であれば市民が簡単に確認できるべきものだと思います。
市民が議員を選ぶのは、選挙の日だけではありません。
当選後の活動を見て、次の選挙で判断する。
活動している議員を評価し、活動が見えない議員には説明を求める。
その積み重ねが、議会全体の緊張感を高め、市民に開かれた議会につながると考えています。
今回の5つの評価指標
今回の「議員活動バロメーター」では、以下の5項目を5段階で評価しました。
1. 一般質問の実施率
一般質問は、議員が市政について市長や執行部に直接質問できる重要な機会です。
市民生活に関わる課題を取り上げ、行政の考え方を確認し、政策改善を求める場でもあります。
今回は、対象期間中に一般質問をどの程度行ったかをもとに評価しました。
役職などによっては、制限もあるので、一般質問が可能な回数分の実施回数で、実施率を出しました。
2. 議事録ベースの発言量
議会でどれだけ発言しているかを、議事録に記録された発言者名の検索結果をもとに集計しました。
ただし、議長や委員長としての進行発言は、通常の議員活動としての発言とは性質が異なるため、発言回数から除外しています。
発言量が多ければ必ず良いというわけではありません。
しかし、議会で意見を述べ、質疑を行い、議論に参加しているかを確認する一つの材料になります。
3. 出席状況
出席状況については、現時点で市民が一覧で確認しにくい情報です。
しかし、実際に市民の方から「議員の出席状況を知りたい」という声が議会に寄せられていました。
そこで今回は、私が議会活動の中で記録してきた内容をもとに、欠席・遅刻・早退等を整理し、参考指標として反映しました。
なお、この出席状況は、私の記録に基づく参考指標です。
4. SNS等での情報発信
議員活動は、議会の中だけで完結するものではありません。
市民に対して、何を考え、何を質問し、どのような活動をしているのかを届けることも、議員の重要な役割だと考えています。
今回は、X、Facebook、Instagram、HP、YouTube、LINEなどの発信媒体の有無を確認し、情報発信の状況を評価しました。
なお、今回は媒体の有無を中心に整理しており、投稿頻度や内容の質までは評価対象としていません。
5. 請願、提案等の提出状況
議員は、一般質問だけでなく、請願の紹介議員、議会への提案、意見書案、決議案などを通じて、具体的な政策提案や議会内での問題提起を行うことができます。
今回は、こうした請願・提案等の提出状況を確認し、政策提案の可視性として評価しました。
得票順位と活動順位は、必ずしも一致しない
今回の資料では、選挙時の得票数も「参考指標」として掲載しています。
これは、得票数が議員活動の評価そのものだという意味ではありません。
むしろ、得票順位と当選後の活動状況を並べて見ることで、興味深いことが分かります。
得票は非常に高い一方で、当選後の活動量があまり見えない議員もいます。
反対に、得票順位は下位であっても、当選後に一般質問、発言、情報発信、請願・提案などを積極的に行っている議員もいます。
選挙での支持と、当選後の活動量は、必ずしも同じではありません。
だからこそ、市民の皆さんには、選挙のときだけでなく、当選後の活動にも目を向けてほしいと思っています。
数字だけで議員のすべては分からない
繰り返しになりますが、今回の5指標だけで議員のすべてを評価できるわけではありません。
地域の相談対応を丁寧に行っている議員もいるでしょう。
行政との調整に力を入れている議員もいるでしょう。
表に出にくい形で、市民のために動いている議員もいると思います。
そのため、この資料は「議員の人格評価」でも「政治的な好き嫌いの評価」でもありません。
あくまで、確認できる数値をもとに、市民から見える活動量を整理したものです。
見える数字を増やすことで、市民が議員活動を確認しやすくなる。
比較できる材料が増えることで、議員もより説明責任を意識するようになる。
そのきっかけになればと思っています。
AI分析について
各議員の資料には、「総合分析」としてAIによる短評を掲載しています。
これは、各指標の数値をもとに文章化したものであり、人格評価ではありません。
また、AI分析の内容については、一般質問、発言量、出席状況、情報発信、請願・提案等の各数値をもとに、活動の傾向を整理したものです。
数字に基づいて、できる限り客観的に表現することを意識しました。
役職経験について
資料内には、議長、監査委員、委員長の役職経験も掲載しています。
議長や委員長は、通常の議員とは異なり、会議の進行役を担う場面があります。
そのため、一般質問や発言量の単純比較には一定の留意が必要です。
なお、今回の役職経験欄では、議長、監査委員、委員長を対象とし、副委員長は含めていません。
今回の資料を通じて伝えたいこと
私が今回一番伝えたいのは、誰かを攻撃したいということではありません。
市民が議員活動を確認できる材料を増やしたい。
議会をもっと見える場所にしたい。
選挙で選ばれた議員が、当選後にどのような活動をしているのか、市民が判断できるようにしたい。
そのための「見える化」です。
議員は、市民から選ばれた存在です。
だからこそ、活動は市民に見える形で説明されるべきです。
当選後に何をしているのか。
どれだけ発言し、質問し、提案し、情報を届けているのか。
ぜひ、この資料をきっかけに、加須市議会を見ていただけたら嬉しいです。
選挙で選んでおしまい。
ではなく、選んだあとこそ、議員を見てほしい。
注意事項
※本資料の対象期間は、令和5年5月から令和8年3月末までです。
※一般質問、発言量、SNS発信、請願・提案等は、公開情報をもとに整理しています。
※出席状況は、欠席・遅刻・早退等を私の記録に基づき整理した参考指標です。
※議長・委員長としての進行発言は、発言回数から除外しています。
※役職経験欄は、議長・監査委員・委員長を対象とし、副委員長は含めていません。
※AI分析は、各指標の数値をもとに文章化したものであり、人格評価ではありません。
※数字は確認時点の情報に基づいて整理しています。誤り等があれば確認のうえ修正します。
評価基準
| 項目 | 評価5 | 評価4 | 評価3 | 評価2 | 評価1 | 集計の考え方 |
| 一般質問実施度 | 100% | 80〜99% | 60〜79% | 1〜59% | 0% | 一般質問の実施率で評価 |
| 発言量 | 1072件以上 | 644〜1071件 | 429〜643件 | 215〜428件 | 214件以下 | 議事録ベースの発言件数。中央値536件を「3」の目安として設定 |
| 出席状況 | 0 | 0.5〜1 | 1.5〜3 | 3.5〜5 | 5.5以上 | 欠席を1、遅早を0.5換算で集計 |
| 情報発信 | 5媒体以上 | 4媒体 | 3媒体 | 1〜2媒体 | 0媒体 | SNS・公式サイト等の発信媒体数で評価 |
| 請願・提案 | 10件以上 | 5〜9件 | 3〜4件 | 1〜2件 | 0件 | 請願の紹介議員、議案等の提出者としての件数 |
| 得票 | 1〜5位 | 6〜10位 | 11〜15位 | 16〜20位 | 21〜25位 | 得票数を順位で5段階化 |
実際のデータはこちらから
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加須市議会議員
はじめの一歩会 宮代翔太

