5月25日臨時会のざっくり共有!!!

活動報告

今日の臨時会について超ざっくり共有します!

(下の方に実際の質疑動画もあります!!)

今回の主なテーマ【国からの臨時交付金の使い道を決めよう!】

 

以下、使い道の主な提案内容

・水道基本料金4カ月免除(全世帯・全事業所)

・学校給食5カ月免除(小学校、中学校)

・就学前の子ども1人に付き1万円分のサポート券配布

 

この使い道の提案内容は【市長】と【執行部(市役所の関係部署)】が取りまとめて作成しています。

議会では我々市議会議員がその提案に対して質問をした後、賛成or反対で決定をしていきます。

 

どれも非常に有難い提案ですよね!

物価高騰が現在進行形で進む中、限られた臨時交付金の使い道として非常に良いものだと思います。

 

改めて角田市長や執行部の人達に感謝です!

もちろん市議会議員も全員賛成で決まりましたよ!

 

ですが、一点残念なことが、、、

今回、私も議会の場で質疑を行いましたがその市長の返答が残念でした。

 

詳しくは議事録や実際の映像を見てください。

公開まで時間がかかりますが、公開されたらリンク先を貼っておきます。

 

私からの質疑は「給食費の一時的な免除について」の一点。

内容は「臨時交付金が無くなった後も継続的な免除をする考えはあるか?」というもの。

これに対しての回答は「状況を見て判断をしていく必要がある。」でした。

また、角田市長の個人的な意見としては「そのような政策は国が行うべき」とのことでした。

もちろん私もそのように思います。ですが現実問題、国を待っていたら一生実現しません。

市区町村からそのような流れを作ってスタンダードにする必要があると思います。

今まさに苦しんでいる中、国はさらに国民に負担を強いる政策を進めています。

市民国民と一番近いのは我々市区町村です。そこが寄り添わないでどうするんですかね。

国に責任転嫁をするのは簡単ですが、それでは問題は解決しません。

 

給食費無料化を実現するための財源はどうするのかって?

 

そんなの余裕でありますよ。

どっかのお金を削らなくてもできますよ?

 

これは市のHPに公表されているデータです。

加須市が1年間でどれだけお金が入ってきて、どれだけ使っていて、どれだけのお金が余っているのか。というデータです。

以下は毎年余っているお金です。(余剰金)

H30→31億8千100万

R1→39億2千700万

R2→46億9千300万

R3→50億9千万円と

ここ毎年剰余金が上がっているのがわかりますね。

これだけのお金が毎年繰り越されている市はほぼないですよ。

【参考データ】加須市の歳入、歳出の収支状況

財政状況資料集(平成22年度~)/加須市 (kazo.lg.jp)

→(2)各会計、関係団体の財政状況及び健全化判断比率(市町村)

 

では給食費無料にするにはどれだけお金がかかるのでしょうか。

 

区分 給食費月額 対象人数 免除額期間 免除額
市立小学校給食費 3,800円/人 5,020人 1年間 2億2千891万2,000円
市立中学校給食費 4,400円/人 2,791人 1年間 1億4千736万4,800円
市立保育所 4,500~5,000円/人 456人 1年間 2千736万円
合計 8,267人 4億363万6,800円

R5.5.22資料

 

ということで4億円程度あればこれだけ免除できます。

余剰金は50億です。

手始めに小学校だけでも、中学校だけでもどうですか?

 

余裕ですよね?やろうと思えばできるということがわかると思います。

 

長くなりました。

 

最後に私が行った質疑内容を載せておきます。

(※1.3倍速です。)

「宮代」

給食費の免除期間が5箇月間とありますが、国からの補助金がなくなった後、この給食費の支援を継続する考えはあるのか伺います。

 

 

 

「市長」

状況を見て判断をしていく必要がある。

また、本来であればそのような政策は国が行うべきと考えます。(意訳)

 

 

 

「宮代」

市のホームページに市が公表している財政状況資料集の中の実質収支を拝見しました。

 

H30は31億8千100万 R1は39億2千700万 R2は46億9千300万 R3は50億9千万円と、ここ毎年剰余金が上がっているわけです。

 

このうちの4億を使えば公立の保育所、小学校、中学校の給食費が無料になります。半分の2億でも公立小学校6年間または公立保育所と中学校の給食費が無料になります。

 

給食費無料化は今や子育て支援で全国的に行われている政策です。つまりは、その波に乗ることで市民の方々は「今後さらに子育て支援に力を入れてくれるのではないか」という希望や期待を持つことができます。

加須市は18歳までの医療費が無料になりましたので、それに続く子ども政策ということもあり、アピール力はかなり期待できます。

 

ですが、もしその姿勢が一切見られないのであれば、市民の方々は子育て政策に対する加須市の本気度に疑問を持たざるを得ません。これでは期待も希望ももてないのではないでしょうか。

 

以上、給食費無料化を継続して実施していただけるよう提案を踏まえて、私からの質疑を終了いたします。

 

本当はもっと追求したいところですが、

今回の質疑はあくまでも「議案に対する疑問点を質問する」というものですので難しいのです。

 

次回の6月議会では「一般質問」があり、それは自由に質問ができますので、そちらでさらに質問をして前向きな検討ができるように促していきたいと思います!!

 

ということで、ざっくりではありますが、

今後ともより良い市政の運営ができるように全力を尽くしていきます!

 

ご質問等あれば各種SNSでぜひどうぞ!!

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

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