9月議会まとめ①待機児童問題について

活動報告

大変お待たせいたしました!
9月議会の一般質問まとめとなります!

やることが多すぎてタイムリーな更新ができず申し訳ないです!

少しずつ更新していきます!!

今回の一般質問は以下の通りです。

①保留児童について
②養育費の不払いについて
③学校への寄付について
④指定難病小児医療について
❺市長について(未質問)

今回は①保留児童についてのブログになります。

超絶まとめ

宮代)
前回の議会で加須市のことを聞いているのに、一般論で返してきたよね?しかも一般論だということを言わずに。どうなってるんですか?俺からの追求を逃れるためにあえて勘違いをするような答弁したよね?この件について説明をどうぞ。
 子ども局長)
慎重に協議した結果の誠実な答弁これまでも、これからも。
宮代)
さすがにひどすぎ。前回の答弁が誠実だったかはこのあと明らかになります。
まずは、加須市において、「特定の保育所を希望している(希望している場合は待機児童とはならない)」について。国の調査要領では「物理的に通える園が無ければ待機児童だから確認してね」と書いてありますが確認してますか?
子ども局長)
国の調査要領に基づき、ほかに利用可能な保育所等の情報提供を行ってます。
宮代)
その「利用可能な保育所」をどう認識してますか?
子ども局長)
通園可能な保育所全てです。
宮代)
「通園可能な保育所」の具体的な定義は?
子ども局長)
そこの保育所に「通える」です。
宮代)
事前の調査だと「市内すべての園を通園可能」と言ってますけど?
子ども局長)
その通り。市全体を範囲としてます。
宮代)じゃ、「物理的に通えるかどうかを確認せよ」という調査要領に基づいてないということですね。つまりは全ての園に申し込み、全ての園に落ちない限り、待機児童は生まれません。どこが正しい調査ですか?
続いて、「求職活動をしていない」について。前回の答弁では「全員求職活動を行っていない」と断定してたけど、その後の調査で「そもそも確認していない」と伺いました。説明をどうぞ。
子ども局長)
改めての確認はしてないです。
宮代)
ちなみに前回議会では「選考後に求職活動をしているかどうかの事実確認はしていますか?」と聞いたら、局長は頷いていましたよ。その返答を受けたので再質問をしませんでした。これのどこが適切な答弁ですか?

ちょっと独り言が大きい方がいるので、お静かに。

続いて「育児休業中」についてです。前回の答弁では「書面にて育休延長を希望していることを確認している」と聞きました。でもこれは申し込み時点での話ですよね?その後に事情が変わった場合は把握できません。と言うことで調査要領に基づいて選考後の再調査はしてますか?

子ども局長)
二次募集があればその意向を確認できます。
宮代)
つまりは二次募集がないとわからない。そして調査要領に書いてある通りに継続的に確認をしてないということ。ということで調査要領に基づいて調査は全くされていないということが分かりました。この現状が議会で取り上げられることを防ぐために、前回の紛らわしい答弁あったのでしょうか。この件、市長はどのように評価しますか?また、調査要領に則って今後は調査をしますか?
市長)
調査要領に沿って調査をしてます。また担当部局の職員を信頼しています。
先日ある保護者が「1園だけ受けたが入れなかった。」と話があり、「他のところにも希望をしたら入れた可能性もあったとおもいます」というやり取りをしたばかり。続いて「やるのか」という話でしたが、先ほども言ったが、調査要領に沿った調査を行っていると認識してるので、今後も適切に調査をしていきます。
宮代)
「認識してる」とか「信頼してる」とか意味分からん。それが通るなら議員の仕事はいらない。書いてある通りの調査ができているということ?
市長)
適切に“やっている”と認識。認識じゃ駄目だというなら、市としては要領に基づいて“やっている”ですね。
宮代)
ならば執行部の答弁は全て「やっている」と返ってこないと筋が通らない。先ほどもサンプル数1の保護者の話を出してきましたが、それを選考に落ちた168人に聞けばいい。待機児童ゼロの看板守るよりも困っている人に支援を届けるのが仕事。そんな姿勢なら衰退の一途を辿るだけ。ちゃんと調査をすべき。

 

詳細まとめ

宮代)前回議会では、「特定の保育所を希望している(その場合は待機児童とはならない)」について、具体的にどのような希望があるのか教えてくださいと伺いました。執行部の回答としては、「特定の保育所を希望する理由は、自宅や勤務先までの距離、保育内容や保育時間、学童保育との接続などご家庭によって異なります。」と答弁をしておりました。ですが、その後の調査で、「これは一般論であり、加須市では各家庭の状況など調査をしていない」と伺いました。

しかも、この件でさらに私が不信感を抱いたのは、一般質問の前に、私と直接質問の意図や趣旨を私と確認(要旨確認)をしております。さらに言えば、その打合せの中で、「各家庭の状況の調査はしていない」と事前に伺っているので、当日そのまま「調査をしていない」という答弁であれば「なぜですか?」と再質問をします。
ですが、万が一「実はしっかりと市で調査をしていました」という答弁になれば、再質問はしませんとはっきりと伝えております。

この前提があり、当日に“調査をしている風”な答弁をいただいたので、私は「実は調査をしていたのか」と勘違いをいたしました。

加須市の状況を聞いている最中に、一般論だと言わずに答弁する姿勢については不誠実であり、今後も同じようなことが起きるとスムーズな議会運営に支障を来します。現に前回の質問をこれからもう一度するので、既に支障を来しています。

このことについて、市の受け止めと今後の対応について伺います。

子ども局長)
議会につきましては、市政を議論する重要な場と認識し、ご質問に対して慎重に協議を重ねた上で誠実に答弁しております。この姿勢は終始一貫し、これまで、もちろん本日も今後も変わりません。

宮代)
さすがに答弁がひどすぎます。今回はさらに具体的に聞いていくので、前回言っていたことが誠実な答弁だったのかはこのあと明らかになります。
普通は、議会での答弁をそのままもう一度調査をすることはありません。なので不適切な答弁で認識を誤ったまま活動するとなれば、適切なチェックができなくなります。それほど議場での答弁は重要です。市は私の質問に対してあえて勘違いをするような答弁をしてやり込めようとしたと感じます。二度と同じことが無いよう誠意ある対応を求めます。

それでは前回の質問のやり直しをします。まずは、加須市において、「特定の保育所を希望している(希望している場合は待機児童とはならない)」について。こども家庭庁が示している指針に基づいて具体的な調査をしているのかどうか、改めて教えてください。以下読み上げます。

「他に利用可能な保育所」の判断については、地域における地理的な要因や通常の交通手段の違い、通勤経路等を踏まえて判断する。他に利用可能な保育所等とは、開所時間が保護者の需要に応えている、または立地条件が登園するのに無理がない(例えば、通常の交通手段により、自宅から二、三十分未満で登園可能等)

これらに該当するものです。この指針に基づいた調査が加須市で行われているかどうか教えてください。

子ども局長)
国の調査要領に基づき、ほかに利用可能な保育所等の情報提供を行うとともに、保育所の開所時間、立地条件等の相談に応じています。

宮代)
加須市は「利用可能な保育所」をどう認識してますか?

子ども局長)

保育に空きの状態があり、通園が可能な保育所全てです。

宮代)
「通園可能な保育所」の具体的な定義は?

子ども局長)

そこの保育所に通える、入所できるという定義です。

宮代)
事前に聞いた話だと「市内すべての園を通園可能としている」と伺ってますけど、違いますか?

子ども局長)
おっしゃる通り、市全体を範囲としてます。

宮代)
ということは、国が示している調査要領に基づいた調査はしていないということです(物理的に通えない園も“通える”としているから)。つまり、全ての園に申し込み、全ての園に落ちない限り、待機児童は生まれません。どこが正しい調査ですか?

続いて、「求職活動をしていない」は、いかなる理由であっても現在は待機児童に含まれません。その上で、前回の答弁で、「求職活動を行っていない状況にある」と断定をしておりました。しかし、その後の調査によると、「保育所に落ちた後に求職活動をしているかどうか確認をしていない」と伺いました。前回のこの答弁についての説明と、改めて指針に沿って選考後の求職活動の有無を確認しているかどうか教えてください。

子ども局長)
申請書による確認をしており、選考後、改めての確認は行っていません。

宮代)
選考に落ちた方が継続して求職活動をしているかどうかは各家庭によって異なるのは当然想像できるはず。でも市はその事実確認はしていないとのこと。また、前回の議会では口頭で「選考後に求職活動をしているかどうかの事実確認はしていますか?」と聞いたら局長は頷いていました。その返答を受け、再質問をせず私は次の質問に進んでいます。公式な答弁ではないが、これのどこが適切な答弁なのか。

選考後確認をしていないのに、求職活動をしていない。と勝手に断定してますよね。

ちょっと独り言が大きい方がいるので、お静かに願います。

続いて「育児休業中」についてです。

前回の答弁では「書面にて育児休業の延長を希望していると確認している」とのことでした。ですが、これは申し込み時点での話であり、その後に事情が変わった家庭がいた場合、把握することはできません。調査要領に基づいて選考後の再調査はしてますか?

子ども局長)
事情に変化があった場合は、二次募集の際に意向を確認できます。

宮代)
それは二次募集を申し込まない限りわかりませんよね?もし通える範囲の園すべてに落ちていた場合、二次募集に申し込むことはしません。なぜなら受かっても物理的に通えないからです。だから調査要領に書いてある通りに、4月1日時点などにおいて継続的に確認をすることが必要なのです。つまりこれも国の調査要領に沿ってやっていないということでした。

ということで指針に沿った調査が全くされていないということが分かりました。この現状が議会で取り上げられることを防ぐために、前回の紛らわしい答弁がなされたのではないかと勘ぐってしまいます。市はこれまで、「国の調査要領に沿って適切に調査している」と答弁をしておりましたが、これまで聞いたように調査はできていません。これについて市長はどのように評価をしますか。また、調査要領に則って今後は調査をしますか?

市長)
市は、国の調査要領に沿って待機児童数調査を実施しております。私は当然ながら担当部局の職員を信頼しています。もちろん私自身も透明性、あるいは信頼感、これを最重要視しておりますので、日々改善点があれば改善はしております。一般論ですが。

先日ある保護者が「1園だけ受けたが入れなかった。」と話があり、「他のところにも希望をしたら入れた可能性もあったとおもいます」というやり取りをしたばかり。

次の質問で「やるのか」という話でしたが、先ほども答弁したが、担当課では国の要領に沿った調査を行っていると認識しておりますので、今後も適切に調査を実施してまいります。

宮代)
「認識してる」とか「信頼してる」とか意味が分かりません。それで通るなら我々議員の仕事は必要ありません。この調査要領に書いてある通りの調査ができているという認識ですか?

市長)
加須市としては適切に臨んでいる、“やっている”と認識しております。認識という言葉じゃ駄目だということであれば、加須市としては要領に基づいて“やっている”ということになります。

宮代)
であるならば執行部の答弁としてこれまでの質問に対して「やっている」と返ってこないと筋が通りません。先ほどもサンプル数1の保護者の話を出してきましたが、それを選考に落ちた168人に聞けばいいんですよ。保育所に入りたかったのに入れなかった人達がその声すら出せない状況が今ここにあって、「加須市は待機児童ゼロです!」と声高らかに言っているわけですよね?しかも国の調査要領に基づいてやっていないのに「やっている」と言い張るなんてのはさすがにおかしいですよ。待機児童ゼロの看板が無くなるのは怖いことかもしれませんが、本当に必要なのは看板ではなく、困っている人達に支援を届けること。この姿勢が「こどもを産み育てやすいまち加須」を目指す市の姿勢ではないですか?自分の任期くらいなら問題なく過ごせるのかもしれませんが、これでは衰退の一途を辿るまでですよ。もう一度確認をして市民目線で調査をしてください。

 

ということでいかがでしたでしょうか。

今回は具体的に調査要領の内容をやっているか執行部に聞いています。その上で執行部は「やっていない」と答弁をしています。ですが、市長は「やっている」と言っています。

今現在も担当課にこの件について説明を求めていますが、まだ返答はありません。

それもそのはず。どう考えても辻褄の合う説明はできません。どのような言い訳をしてくるのか楽しみです。

意味わからない回答が来たら、委員会に申し出て市長を召喚して直接説明を求めてみたいと思います。

一応動画も作ったので載せておきますね!

また、追加の情報があればこの続きに載せます。

 

次回は養育費の不払い問題についてです!

更新をお待ちください!!

 

 

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